電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻
情報可視化と地理空間データ処理,および,これらにまたがるテーマを研究しています.
データを理解し,データを用いてコミュニケーションを行う際,可視化は極めて重要です.情報可視化は,時間や空間,概念や知識といった,多次元・抽象的な情報を対象とする可視化です.古代ギリシアの小石による投票と結果の可視化に見るように,有史以来の営みですが,ヒューマンコンピュータインタラクションやビッグデータの科学における主要課題でもあります.新しい視覚表現と実現方法,情報可視化システムなどに関する研究を行っています.
人やモノの移動軌跡データから,スマホで投稿されるSNSのデータ,各種センサーからのリアルタイムデータまで,実空間と結びついたビッグデータの活用が期待されています.中でも,実世界における位置や場所の情報を含むデータ,すなわち空間データ(地理空間データ)を対象に,その取得・管理・検索・解析・統合・表現に関する研究を行なっています.
研究領域:情報可視化,インタラクティブ・ソフトウェア,地理情報システム(GIS),地図学(Cartography),データ工学